ゲレンデでゴーグルが曇る原因とは?

ゲレンデでゴーグルが曇る原因とは?

ゲレンデでスキーやスノーボードを楽しんでいたら、ゴーグルが頻繁に曇ってしまって集中して滑ることができないという経験をしたことのある方は多いです。
ゴーグルが曇ると視界が悪くなるので、他のスキーヤーやスノーボーダーと接触する危険もあるので、曇ってしまう原因を正しく理解して対策方法なども知っておきましょう。
ゴーグルが曇ってしまうのは、汗や雪といった水分が内部に侵入することにより、湿度が高まり曇りやすくなります。
この対策としては専用クロスをウェアのポケットに入れておけば、曇ったときやゲレンデで転んだ拍子に雪が付着した場合もすぐに拭き取ることができます。
またゴーグルの隙間やフェイスマスクから吐息が侵入すると、内部で結露を誘発してしまうことも原因の1つです。
冬場は寒暖差が起こりやすいので、対策として隙間ができないようにおでこや頬、鼻の部分にフィットするように調整を行いましょう。
ネックウォーマーやニット帽に被った状態では隙間から吐息が侵入しやすくなるので、被らないようにすることも対策の1つです。

ゲレンデで装着するゴーグルの選び方のポイント

ゲレンデの天候や時間に左右されない、オールマイティーなゴーグルを選びたいのであれば可視光線透過率50%前後のモデルをおすすめします。
光の通過の度合いを示す可視光線透過率は、数字が大きくなるほど光を通します。
昼間は数値が低い方がまぶしさを軽減できて、夜間は高い方がより光量を取り込めると考えてください。
初心者で朝から夕方まで滑ろうと思っているのであれば、晴天から薄曇りまで対応できるこの程度の透過率が良いでしょう。
ナイターを楽しみたいのであれば90%以上か、クリアなレンズが良いです。
斜面の起伏が多いハードなコースで滑るのであれば、雪の眩しさを抑えられる30%以下のものがおすすめです。
レンズの構造に関しては、ゲレンデの気温差による曇り止め効果があるダブルレンズを推奨します。
2枚構造になっているため曇りにくく、転倒時に万が一破損した際にも外側のレンズだけが壊れることで内側のレンズで守ってくれます。
ただ十分な重さがあるため、初心者やお子さんが雪遊びをするのであればシングルレンズが良いです。
視界の歪みが少なくて、軽くて転倒時にも外れにくいのがメリットです。
レンズの形状は長時間にわたって滑るのであれば曇りにくくて耐久性の高い球面レンズ、起伏のあるコースで遊ぶのであれば歪みが少ない平面レンズがマッチします。

ゲレンデに関する情報サイト
スキーに行く前に知っておきたいこと

こちらのサイトは、これから初めてのゲレンデでスキーをやりたい人に向けた失敗しないための雑学について初心者の人でも分かるように解説しています。知っておくと得することばかり、滑走しようとしたときゴーグルが曇ってしまって前が見えなくなる、このような事態に見舞われることも少なくありません。そもそも曇る原因はどのようなことなのか、そのための対策はあるのか、それと会場で外さない方が良い理由などにも触れているので参考にされると良いでしょう。

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